
出会い系で会ってみたいけれど、業者やお金の話をしてくる相手がこわい。そう感じて登録の手前で止まっている人は多いと思います。
出会い系の安全な使い方は、届出のあるアプリを選んでお金と急な連絡先交換を断り、初めは昼の人が多い場所で会うことです。この3つで、困りごとの多くは手前で止められます。
マチアプ学校は、マッチングアプリを使った人に毎月アンケートをとっています。答えた181人のうち、ハッピーメールやPCMAXなど出会い系をメインにした人は14人(男性10人・女性4人)です。
14人は少ないので、グラフの割合は目安で、本文には人数を添えます。それでも14人のうち7人が、使ったアプリ全体で業者に4回以上当たっていました。
マッチ出会い系は早く会える分、気をつけたい相手もまじります。使った人の声から、身を守る手順を見ていきましょう。
この記事の目次10項目
01出会い系の安全な使い方は届出のあるアプリ選びから
出会い系を安全に使う最初の一歩は、インターネット異性紹介事業の届出をしたアプリを選ぶことです。届出をした出会い系は、法律で年齢確認が決まっていて18歳未満は使えません。
届出とは、出会いの場を運営する会社が、都道府県の公安委員会(警察)に事業を届け出ることです。届け出た会社には番号が出され、ルールを守らないと警察の指導を受けます。
届出の番号は、アプリの公式サイトの下の方や会社の案内に書いてあります。番号が見つからないアプリや、年齢確認なしで話せる無料の掲示板は使わない方が安全です。
- ハッピーメールは福岡県公安委員会に届出(認定番号90080003000)。24時間365日の有人監視と通報の受付、年齢確認がある
- ワクワクメールは受理番号96090001000。年齢確認が必須
- イククルは認定番号63080004000
- リンクルは東京都公安委員会に届出(30120128013)。年齢確認が終わるまで相手とやりとりできない
公式サイトに番号が出ていれば、運営が警察に届け出ているしるしです。
書類で年齢を確かめるので、18歳未満や身元を隠したい人が入りにくくなります。
あやしい相手をすぐ運営に知らせて、自分から見えなくできます。
ポイントを先に買う形なら、気づかないうちに高い料金を払うことはありません。
02出会い系で困ったことはサクラとお金の話が多い
出会い系をメインにした14人が困ったことは、サクラと思われる人が6人、お金を求められたが6人で並びました。既婚者だった(疑わしかった)も5人います。
この質問は、その人が使ってきたアプリ全部で困ったことを、いくつでも選んでもらったものです。サクラは運営がやとった人のように見える相手、業者はお金や勧誘が目当てで近づく人のことです。
1人が2つ以上選んだ答えも数えています。
サクラと思われる人とお金を求められたが6人ずつで、いちばん多い組です。既婚者の5人も、14人の中では少なくありません。投資や副業の勧誘は2人で、出会い系ではお金を直接求める形の方が多く出ています。
一方で14人のうち10人は相手と会えていて、5人は恋人ができています。危ない相手を避けられれば、出会い系でもまじめな相手には会えます。
関連記事出会い系の掲示板の使い方03業者に4回以上当たった人は14人中7人
出会い系をメインにした14人のうち7人が、業者に4回以上当たっていました。恋活・婚活アプリをメインにした167人では9人です。
業者の回数も、使ったアプリのどこかで当たった回数を答えてもらっています。出会い系の人はほかのアプリも使っていることがあるので、出会い系だけの回数とは限りません。
出会い系の14人は7人、恋活・婚活アプリの167人は9人で、くり返し当たる人は出会い系に多く出ています。1回以上当たった人まで広げると、出会い系の14人のうち9人です。14人は少ない人数なので1〜2人で割合が動きますが、業者がいる前提で使う方が安全です。
PCMAXをメインにした30代の男性は、登録してすぐにいいねや連絡が来る相手を業者と見ていました。
また、登録してすぐに良いねや連絡が来る人は業者の確率が高いので注意して下さい。
04お金の話をする相手とはそこで終わりにする
出会い系をメインにした14人のうち6人が、相手からお金を求められていました。恋活・婚活アプリをメインにした167人では10人です。
会う前にお金の話をする相手は、出会いではなくお金が目当てです。理由がどれほどもっともらしくても、そこでやりとりを終えてかまいません。
出会い系の14人のうち6人、恋活・婚活アプリの167人のうち10人がお金を求められていました。出会い系は相手が会う条件を出しやすい場なので、お金の話が出る前提で心づもりしておきます。お金の話が出たら、相手を説得しようとせず、短く断ってブロックするのがいちばん早い守り方です。
そのまま送れる断り方
お金のやりとりがある会い方はしていません。ご縁がなかったということで失礼します。
お金を送ることはできません。これで連絡は終わりにします。
断ったあとは、相手をブロックして運営に通報しておきます。同じ相手がほかの人に近づくのを止められます。
関連記事マッチングアプリのお金の要求と詐欺05プロフィールとやりとりで見分けるサイン
危ない相手は、顔のわからない写真・誘うようなプロフィール・すぐ連絡先を聞く、のどれかに当てはまることが多いです。使った人が「あやしい」と書いたサインを並べます。
ワクワクメールをメインにした30代の男性は、後ろ姿だけの写真の相手にサクラが多かったと書いています。
横にスワイプして3件を読む
Jメールの30代の男性は、誘うようなプロフィールを業者の目印にしていました。イククルの40代の女性は、未婚かどうかを書かない相手を既婚者かもしれないと見ています。
- 後ろ姿や横顔だけで、顔がまったくわからない写真しかない
- プロフィールが体の関係を思わせる言葉ばかり
- 未婚か既婚かを書いていない、聞いてもはぐらかす
- やりとりが始まってすぐ、LINEやほかのアプリに移ろうとする
- 会う前から金額や条件の話をする
06会う日は昼の人が多い場所にする
出会い系で相手と会えた10人のうち6人は、初めて会う場所にカフェを選んでいました。初回は昼の時間に、駅の近くの人が多い店で会うのが安全です。
夜のお酒の席や、相手の車・家・ホテルの近くで待ち合わせると、断りにくくなります。初回は1〜2時間で帰る予定にしておくと、気が合わないときも自然に切り上げられます。
ハッピーメールをメインにした60代の男性は、人通りの多い駅前のカフェを昼に選んでいました。同じ世代の相手と出会い、お付き合いまで進んでいます。
初回は人通りの多い駅前のカフェを指定して、お互いに緊張しないように昼間の時間帯を選んだんだよね。
初回はランチかお茶にして、夜の予定を入れないでおきます。
知らない場所や相手の指定する個室は避けます。
このあと予定があると伝えておけば、長引いても帰れます。
相手のニックネームと会う場所を、誰か1人に知らせておきます。
出会い系をメインにした40代の人は4人で、そのうち2人が相手と会えていました。東京23区と政令指定都市の外に住む人は11人で、7人が会えています。どちらも少ない人数なので目安です。
- 地方で車で会うときは、相手の車に乗らず、それぞれの車で駐車場のある店に集まる
- 初回は道の駅や大きな商業施設の中のカフェなど、昼に人がいる場所を選ぶ
- 40代以上の人は、離婚歴や子どもの有無をプロフィールに書いておくと、同じ考えの相手が見つけやすい
07女性が出会い系を使うときの身バレ対策
アンケートに答えた女性108人のうち61人が、職場や住所がわかることを書かないようにしていました。顔が写らない写真にした人は40人です。
身バレ対策も、使ったアプリ全部での答えです。出会い系の女性は少ないので、ここでは恋活・婚活アプリも含めた女性108人の答えを見ます。
1人が2つ以上選んだ答えも数えています。
職場や住所を書かない人がいちばん多く、顔を出さない写真が続きます。出会い系は女性が少ないぶん、たくさんの男性からプロフィールを見られます。勤め先や家の最寄りがわかる書き方は、恋活アプリ以上に避けておきたいところです。
PCMAXをメインにした40代の女性は、会うまではやさしかった相手が会ったとたんに態度を変えたと書いています。
会うまでは優しかったのに、会うと豹変されて、強引に個室へ誘われたこと。
- 個室・相手の車・ホテルの近くなど、人目のない場所に誘われたら行かない
- 初回はお酒を控えめにして、自分の飲み物から目を離さない
- 帰りの電車の時間を決めておき、送ると言われても最寄り駅を教えない
- 病院名・会社名・勤務の曜日はプロフィールにもメールにも書かない
- ハッピーメールは匿名のニックネームで使え、写真なしでも登録できます
- 年齢確認の書類は、生年月日と書類の名前と発行者が見えれば足ります。名前や住所は伏せて送ってかまいません(2026年10月22日に公式サイトで確認)
- 夜勤のある人は、勤務の曜日ではなく平日の昼も会えますとぼかして書くと安全です
08困ったときの相談先を先に知っておく
おかしいと感じたら、まずアプリの通報で運営に知らせ、お金や身の危険がからむときは警察や消費生活センターに相談します。一人で抱えこまないことが、いちばんの守りになります。
ワクワクメールをメインにした50代の男性は、相手が本当のことを言っているかを見きわめるのは難しいと書いています。迷ったときに相談できる先を知っておくと、早めに手を打てます。
相手が本当の事を伝えているのかを見極めるのが難しいと思います。
- 相手の言動がおかしいときは、アプリの通報とブロックをすぐ使う
- お金を送ってしまった・脅された・つきまとわれたときは、警察の相談専用電話(#9110)へ
- 高い商品や投資を契約させられたときは、消費者ホットライン(188)で近くの消費生活センターにつながる
- やりとりの画面は消さずに残しておくと、相談のときに役に立ちます
09出会い系の安全な使い方のよくある質問
出会い系は危ないですか?
業者やお金の要求はマッチングアプリより多めです。出会い系をメインにした14人のうち7人が業者に4回以上当たり、6人がお金を求められていました。届出のあるアプリを選び、お金の話を断れば避けられる相手が多いです。
安全な出会い系の見分け方は?
公式サイトにインターネット異性紹介事業の届出番号があり、年齢確認が必須で、通報とブロックができるアプリを選んでください。
出会い系でも真面目な相手に会えますか?
出会い系をメインにした14人のうち10人が相手と会え、5人は恋人ができていました。目的をはっきり書き、まじめな出会い向けの掲示板を使うと近づきます。
恋活アプリと出会い系はどちらが安全ですか?
業者に当たる人は恋活・婚活アプリの方が少なく、4回以上当たった人は167人のうち9人でした。結婚や長いお付き合いが目的なら恋活・婚活アプリ、早く気軽に会いたいなら届出のある出会い系と、目的で選んでください。
会う前にLINEを交換しても大丈夫ですか?
急いで交換しなくてかまいません。やりとりを始めてすぐLINEに移ろうとする相手は、業者のことがあります。会ってから交換しても遅くありません。
年齢確認で身分証を出すのが不安です。
ハッピーメールでは、生年月日と書類の名前と発行者が見えれば足り、名前や住所は伏せて送れます。確認がすんだ情報は破棄されます。
お金を求められたらどうすればいいですか?
理由を聞かずに短く断り、ブロックして運営に通報してください。送ってしまったときは警察の相談専用電話(#9110)に相談します。
10出会い系は届出のあるアプリでお金の話を断れば安全に使える
出会い系は、届出と年齢確認のあるアプリでお金と急な連絡先交換を断り、初回を昼のカフェにすれば安全に使えます。業者がいる前提で、サインを知ってから始めてください。
- 出会い系をメインにした14人のうち7人が使ったアプリ全体で業者に4回以上当たり、6人がお金を求められた
- 届出番号・年齢確認・通報のあるアプリを選び、お金の話はその場で断る
- 初回は昼の人が多い場所で。会えた10人のうち6人はカフェだった
マッチこわさを知ったうえで使えば、出会い系でもいいご縁はありますよ。焦らずに進めてくださいね。
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